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たばこをやめる
自分を教育しよう
たばこ、加熱式たばこ、電子たばこを辞める最初のステップは、自分とその周囲の人の健康にタバコが影響することです。
【喫煙による影響】
- 喫煙は心臓や血管に影響し、心臓病のリスクを高めます。
- 辞めてから1年以内に、心臓病のリスクは半減します。
- 喫煙は心臓病や肺がんに関連しており、これらは避けることのできる死因です。
- たばこ、加熱式たばこには、多くの有害化学物質が含まれています。
- たばこには受動喫煙のリスクがあります。周囲の人の健康を阻害しています。
紙巻きたばこ・加熱式たばこ・電子たばこ
紙巻きたばこは、タバコの葉を粗く刻んで空気が通る程度に紙に巻いてあります。たばこの葉を燃やすことで煙と有害化学物質が発生します。昔から吸われているたばこです。
加熱式たばこは、タバコの葉を練って固めており加熱することでエアロゾルが発生します。このエアロゾルに有害化学物質が含まれています。加熱式たばこの方が健康に良いというデータはありません。また、このエアロゾルを喫煙者が吐き出すことで、理論上は受動喫煙も生じえます。
電子たばこは、リキッドを加熱し霧のようにして吸うものです。日本で発売されている電子たばこにはニコチンが含まれていません。海外のリキッドにはニコチンが含まれています。
たばこを辞める計画を立てる
たばこの害を認識したうえで、やめるための計画をたて準備しましょう。
- 思い立ったら日から1週間以内に辞める日を設定する。
- 一気にやめるか徐々にやめるかを決める
- 助けが必要であれば、医師に相談するか、処方をもらうか、などを決める。
- 辞めた後に吸いたくなる衝動にどう対応するかを決める。
- 辞めると決めた日に辞める!
成功のためのヒント
- 衝動に対処する
吸いたくなる衝動がわきあがるきっかけを知りましょう。身体的なものか精神的なものか。そのきっかけを避ける行動をとりましょう。たばこを辞めたと自信がつくまで、そのきっかけとなる状況は避けます。
- アクティブになる
身体的な行動は、禁煙中のストレスや衝動を抑えることに役立ちます。精神的に安定します。
- ストレスに対処する
たばこを辞めるストレスを管理するために、対処法を検討しましょう。
- 辞めることをあきらめない
たばこを辞めるには強く持続的な意思が必要です。禁煙が続けられていたら自分を褒めましょう。もし、吸ってしまっても自分を許しましょう。そして、また禁煙を始めましょう。